→ 【前回】胴突き仕掛けでの釣り方・誘い方・テクニックはこちら
魚が釣れたら ~取り込み・注意点・便利グッズのご紹介~
慎重にゆっくりと巻きあげましょう!
竿と同じ長さ位まで巻き上げると手返しが良いです。
※巻きすぎると仕掛け(ヨリモドシ)がトップガイドに当たり破損する可能性があります。
また魚は直接触るとトゲやヒレが手に刺さる恐れがありますので、魚バサミや汚れても良いタオル等で掴むと滑らずに安心です。
もちろん、トゲやヒレに毒を持っている魚もいるので、判らない魚は素手では絶対に触らないこと!
毒魚に注意
ゴンズイ(権瑞)
海に棲むナマズの仲間です。背ビレと胸ビレに強い毒棘があり、知らずに触ると刺されます。刺されると激しく痛み、患部は赤く腫れ、重傷の場合は患部が壊死することもあります。
ゴンズイは夜行性なので夜間によく釣れますが、日中でもテトラの隙間などで釣りをしていると釣れることがあります。非常に危険な魚なので覚えておいて下さい。
◆応急処置
1.流水で傷口をよく洗い流す。
2.タンパク質性の毒なので、火傷しない程度の熱いお湯50度程度に30分以上漬けて毒を分解させます。魔法瓶やお湯を沸かせる環境があれば良いですが、なければコンビニでお湯を貰い水で適温にして使いましょう。
3.専門医に必ず診てもらって下さい。(毒によっては壊死したり、後遺症が残る場合があります。自己判断で後悔しないで下さい。お願いします。)
ハオコゼ(葉?・葉虎魚)
こちらも背びれに猛毒があります。先日、堤防から釣れたもので、刺されると非常に痛くすぐに痺れてきます。大人でもガマンが出来ないくらい痛いので気をつけて下さい。刺されたら傷口を流水でよく洗い流します。応急処置としては、こちらもタンパク質性の毒なので上記のゴンズイと同様にして下さい。
オニオコゼ(鬼虎魚・通称:オコゼ)
こちらも背びれに猛毒があります。以前、堤防からちょい投げで釣れたもので刺されると非常に痛くすぐに痺れてきます。大人でもガマンが出来ないくらい痛いので気をつけて下さい。刺されたら傷口を流水でよく洗い流します。応急処置としては、こちらもタンパク質性の毒なので上記のゴンズイと同様にして下さい。
これらの魚に関しては、長靴を突き破る程の鋭いトゲを持っています。他にも危険な魚はたくさんいますので、初めて見る魚・判らない魚は絶対に素手では触らないこと。
魚バサミでしっかり挟んで長めのペンチやプライヤーを使って外しましょう。
エイリアンペンチ 王様印(Baker HooK ouT)
↑上の物はプラスチック製で350~1,000円位で売っています。
→ つかめるねん 18cm S PT-68 魚つかみ
錆びと清潔性を考えて簡単に洗えるプラスチック製を使ってます。 また、足に当たって海に落とさない様に 尻手ロープ を餌バケツやクーラーに繋いでおけば、探す手間が省けますよ(^_-)
有ると便利なグッズ
竿受け三脚
竿やリールを直置きしたくない方は、必須アイテムです。ちょい置きが出来るので、堤防や波止・砂浜などの釣りに必ず持って行きます。
水くみバケツ
実績
この方法で、1日で10種目以上達成!!!
アジ・メバル・メジナ・カワハギ・ベラ・フグ・海タナゴ・カサゴ・アコウ・ソゲ(ヒラメの稚魚)・チャリコ(稚鯛)・サンバソウ(石鯛の稚魚)等
場所によってはさらなる魚種も釣れます。
虫餌が苦手な方でも、横でバシバシ釣られてはそうも言ってられません。
高級魚も釣れる可能性が高いですから♪
最後に・・・
ちょい投げ五目釣り や サビキ釣りも、堤防や波止などの同様のポイントで出来ます。
ポイントに応じて使い分けたり、釣れている魚に合わせた釣りをすると釣果に繋がると思います^^
道具もそれほど多くならない釣りですから、ぜひ色々と挑戦してみてください(^^)/
胴突き仕掛けはシンプルで色々な魚種が釣れます。
船から狙えばさらに大物や色んな魚と出会えると思います。 船からの胴突き仕掛けの五目釣りも後にご紹介したいと思います
最後までご覧頂き有難うございまました。
良い釣行になることを願っています(^^)/