作成 :2018-05-29 最終更新 :2020-05-18
◆ちょい投げで大物狙い編
お楽しみのコーナーです♪
飲ませ・泳がせ編
逆に大物狙いでキス釣りやサビキ釣りをする人もいます。
キスを捕食するヒラメやマゴチ・アコウなどの本命魚を狙うために、 エサとなる魚を釣るためです。
釣り場で釣れる魚が一番のベイトフィッシュ(活エサ)となりますが、 釣れない事もあるので釣具屋さんで活アジなどを買ったりします。
まずは、仕掛けのご紹介と一連の流れを動画にしましたのでご覧ください。
泳がせ・飲ませ釣り動画
音量に注意して下さい。
投げ釣り大物狙い・泳がせ釣りのタックル全体像

タックルの詳細
使用する竿
…9~11フィートの ショアジギングロッド(MH~H)がお手軽です。30g~100gのオモリを投げられるクラスの竿。
沖縄では「打ち込み」と言う釣り方で、タマン竿が有名ですが、この釣りは、長くて穂先が柔らかい 磯竿(4~5号)が理想です。全長5m前後の長さがあるので長竿が苦手な方は、やや強くて長めのショアジギングロッドで竿先が柔らかいものがオススメです。
★おすすめの打ち込み竿
→ シマノ ボトムキング シリーズ
打ち込みの原点「喰わせ」にフォーカスしたモデル
シマノの沖縄スペシャルロッド、ボトムキングにチンシラーやタマンの微妙なアタリに対応する白塗り穂先を搭載した「喰わせ」重視のモデルS520をラインナップ。全てのアイテムにスパイラルXを搭載。ネジレやブレを抑制し、超大物を浮かせるバットパワーを備えています。またハードな使用でもガイドがネジレない独自のガイドホールドシステムや腰ダメしやすいファイティングボトムなど、数あるシマノロッドのなかにおいても、とびきりタフに仕上げました。引用:http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/4674
リール
07 ステラ SW 5000XG ジギング用(船)とキャスティング用に予備スプールを買って糸を使い分けています。
使用するナイロンライン、またはPEラインが200m以上巻けるリールなら問題ないでしょう。メーカー毎の番手を記しましたが、相応のリールなら問題ありません。
糸 ナイロン5号~または、PEライン2号~(最低ライン)
最初はナイロンラインがトラブルが少なくおすすめ!ナイロンラインの場合は親子サルカンに直結します。環境に応じて太さを変えますが、お手軽な釣り(砂浜や防波堤)をしつつ、大物を想定しても5号のラインがあれば何とかなると思います。根の起伏や地形・魚種により異なりますので、地元の方や釣り具店の方に相談しましょう。PEラインを使う場合はショックリーダー(2~10m)が必要です。(経験者向け)
★おすすめのナイロンライン
→ 爆釣夢追人 アトミックスライダー投 投鬼プレミアムバージョン オレンジ 5号 1000m 仲間とシェアすれば安いと思います。
PEとショックリーダーは摩擦系(FGノット等)のノットで。
投げる釣りなので、結び目がガイドを行き来します。抵抗の少ない強いノットが必要になります。
大物釣り用の仕掛け
動画でご紹介中のよく使っている仕掛けをご紹介致します。
→ハリミツ 大物泳がせ仕掛け や ハヤブサ 一撃 ヒラメ仕掛け をよく使ってます。
シンプルで絡まりにくいので気に入って使ってます。
仕掛けの三又(親子)サルカンにリーダーを強力に直結します。
この様にすることで、途中のよりもどし(金属)が根掛かりするのを防ぐと同時に、三又サルカンまで糸を巻ける様になります。(魚に空気を吸わせる(弱らせる)事が容易になります。)
・道糸(ナイロン)及びリーダーと親子サルカンの結び方
・親子サルカンとハリスの結び方
・親子サルカンと捨て糸の結び方
オモリは仕掛けが流されない事が前提
飛距離も必要ですが、海流に流されると、海の中で誰かの仕掛けと絡まる恐れがあります。海流に負けないオモリ(を扱えるタックル)が必要になります。
ナス型オモリや六角オモリ 10~30号程度 潮の流れや水深によって使い分けます。
仕掛けを理解できたら自作も可能です。
必要な物を購入し自作するのも面白いです。市販の仕掛けは、企業がテスト・研究して商品化された物であると思いますが、バランスなどを考慮して、オールマイティーに作られている事が多いかと思います。なので、自作した仕掛けで釣った魚は、より一層の感動を味わえると思います。仕掛け自体はシンプルですから、慣れてきたら挑戦して頂きたいと思います。(安く作れる上に感激度は倍増します)
★ 糸を太く・針を小さく(逆もあり)…なんて事も自作なら可能です。食べているエサによって(大型魚がシラスの様な小さいエサのみを捕食している時)有効です。結び方など知っていれば対応できます。
エサとなる魚を活かしておくには、バケツとエアーポンプセットが必要になります。
→ 第一精工 アジバケツ33cm
活かして鑑賞するのにも役立ちます^^ エアーポンプ、アジネット、楽らくロープは別売りです。
アジバケツ・活かしバッカン
アジスカリ・スカリ
夏場や暑い時期はすぐに水温が上昇するので、 こまめに水汲みバケツで海水を変えてあげましょう。
★長時間活かしておくには スカリ や アジスカリ があると便利です。 (持ち帰る魚や活餌など)
僕はカサゴやイカを活かしたまま持ち帰る事が多いので、そのための必需品にもなってます^^;
脱線しましたが、サビキ釣りで釣った豆アジやイワシ、小鯖やちょい投げで釣れたキスやカサゴを活かしておくには必需品です。
エアーポンプ や アジスカリがないと、よほど頻繁に水を入れ替えてあげない限り、 活かしておくのは難しいです><(夏場は熱いので水温管理も特に必要です)
この様なヒラメやマゴチ・青物狙いの仕掛けをセットしておいて、置き竿にしております。
相手は高級魚の『ヒラメ・マゴチ・青物』ですから、抜かりなく!!!
大物釣りの流れ
- サビキ釣りや投げ釣りでアジやキスを釣る。
- 釣れた魚に、大物仕掛けを弱らない様に手早く掛ける
- エサの魚が飛んでいかないように優しく投入する
- ドラグを緩めて竿を固定する
- 来るまで待つ!
注意点
すぐに釣れると良いのですが、なかなか釣れない釣りでもあります。 そんな時、竿をそのまま放置せず、しっかりと固定してください。
竿受け三脚に竿をかけて信頼できる尻手ロープをつければ安心です^^
竿のちょい置きが出来てリールに置き傷や砂も付かず便利です♪
飲み物をクーラーから取り出そうとした瞬間、目の前で竿が持っていかれそうな事もありました(汗)
アタリは・・・
まずは魚(キス・アジ)が暴れだしますので、竿先が必要以上に震えます。
次に大きなアタリ(竿を引っ張る・糸を引っ張り出す)が来ますが、まだまだ合わせてはいけません。 餌の魚を丸呑みさせるまでじっくり待って、充分に糸を送り込んでから大きく合わせます。
魚が掛かったら
慌てずゆっくりと糸を緩めないように巻き上げましょう。あまり竿を立てず、10時~11時の角度で慎重にやりとりしましょう。針掛かりが浅い事が多いので、緩めると抜けてしまいます。
取り込み
うまく寄せて来れても安心しないで下さい。 波打ち際で魚に逃げられることが非常に多いです。
引き波の時は無理せずに耐えて、寄せ波の時に波に乗せて一気に浜に上げましょう。
堤防ではタマ網を用意しておきましょう。無ければ周りの人にお願いしましょう。
実績
この大物狙いの方法で、
メジロ 72cm
カンパチ 67cm
ヒラメ48cm
マゴチ63cm
スズキ80cm
アコウ40cm
マダコ1.2Kg
釣りました~(^^)/
真ダコ・・・・アジに食らいつき仕掛けに絡まって釣れましたw
実家のお風呂場で塩もみした懐かしい画像w
皆さんも是非挑戦してみて下さい(^^)/