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船竿の選び方~曲がりと特徴~

◆前回の続きになります。

落とし込みサビキ釣りの仕掛けとタックルを超?詳しくご紹介します。

船竿の曲がり方と特徴

船釣りで使う竿には、たくさんの種類や特性があります。

魚種ごとに違ったり、同じ用途でも使う場所や釣れてくる魚に応じて使い分ける事で、より良い釣果に繋がる事もあります。

最近は、魚種ごとに「専用ロッド」が多数出ていますが、

ここでは、汎用竿・汎用ロッド(色々な釣りに使える)についてご紹介していきます。

まずはこちらをご覧ください。

船竿の曲がり方と特徴

主に見て頂きたいのは、竿の曲がり方(曲がる位置)になります。 

全ての竿に50号(約187g)のオモリを背負わせた状態です。

船竿は、号数が大きくなるほど強いロッドになります。竿の号数はオモリ号数と関係し、扱える重さを表しています。一般的に号数×2倍のオモリ号数まで扱えると言われています。


① シマノ バイオセンス 30 -240

シマノ バイオセンス 30-240

曲がり調子 7:3 というモデルで、竿先から3割の部分から曲がるのが特徴です。(先から3割のまでの部分が特に柔らかい)

特徴:どんな釣りにも使える万能ロッド。

胴の部分は、かなりしっかりしているのですが、竿先はタフテックというシマノの技術でめちゃくちゃ繊細です。

魚を掛けてからも操作性がよく、魚に主導権を渡さないファイトができます。

主に、仕掛けを大きく上下に動かす天秤コマセ釣りや五目釣りで使用しています。

初めて竿を買うなら、7:3という調子をおすすめします。

ロッドスペックはこちらのページにありました。
(旧モデルですので参考までに)

② シマノ BJS バルディフィノ 80 - 210 +B

シマノ BJS バルディフィノ 80 - 210 + B

ムーチングロッドと呼ばれ、5:5 で曲がるのが特徴。

全体的に柔らかく、魚を掛けてからめちゃくちゃ楽しいロッドです。

特に真鯛の竿を叩くような引きにも、竿が追従して曲がり、ゴンゴンとした引きや暴れを弾くことなく寄せてこれるロッドです。

しかし、

底付近でハタ類やカンパチなどの根に潜る魚を、一瞬で持ち上げる必要がある場合には、80号以上のパワーが無いと厳しいと思います。(80号でも獲れない事もあり)

主に、アジ や イカなどの生き餌を使った泳がせ釣りに使用しています。

もちろん真鯛の天秤コマセ釣りにも使えますが、思っている以上に大きく動かさないとコマセが出てくれません。

詳しいスペックはこちら
(旧モデルになりますので参考までに)
 

③ シマノ BJS 海攻 KAIKOU 40 - 225 + B

シマノ 海攻 カイコウ 40 - 225 + B

こちらもムーチングロッドで、5:5 で曲がります。

主に、活きたイワシを餌にしたライトなヒラメ釣りに使用しています。

40号という番手ですが、想像以上にロッドが柔らかく細いです。

①のバイオセンス 30号より細く柔らかいので、少し頼りない感じはしましたが、90cmのサワラをキャッチ出来たので、強度も充分あることが分かりました。

しかし、

青物が多く釣れる時は、正直・・結構厳しいです。

とても軽いので手持ちのライトヒラメ専用として3本目に購入したものです。

詳しいスペックはこちら
(旧モデルですので・・・)
 

購入した順番と経緯

まずは、どんな釣りにも使えると薦められた 7:3 調子の竿(① バイオセンス30号)をまず最初に。

その後、同船していた方が、②のバルディフィノを使用されていたので、ガン見して一目惚れw

その後、ヒラメを釣りたくて、細めのムーチングロッドが欲しくなり ③のカイコウを購入。

こんな感じです^^;

文章では伝わりにくいと思うので、僕が上記の竿を購入するきっかけになった動画をご紹介いたします。

初回放送が2009年8月で、当時、船釣りを本格的に始めようと思った動画です。

たぶん50回以上は見てます^^;

shimano TV #037 アタリ明確!バリエーションで楽しむイカの泳がせ釣り

初回放送日 2009.8.3.

イカがだったでしょうか?

それぞれの竿の特徴や曲がり方をご理解いただけたかと思います。

 

欲しくなったんじゃないでしょうか^^;

 

僕は、この動画を何度も何度もみて、思い切って買いました。


上記の詳細ページのリンク(アフィリエイトリンクではありません)に、お値段が載っていると思いますが、それぞれ結構なお値段しますよね。


竿の自慢をしたい訳ではなく、旧モデルでも良い竿は、今でも現役で使えているという事です。

 

現在は、月日が経っていますから、これらの竿と同等の竿が、お安く手に入ると思います。


前置きが長くなりましたが、

落とし込みサビキ釣りの竿に求められる要素

エサのイワシやアジが弱らない柔軟な穂先

硬い竿だと、活き餌が弱りやすい上に、鯵などの口の弱い魚の場合・・すぐに外れてしまいます。

エサが付いているかどうかが判る感度

これが判らないと釣りになりません^^; 

付いていても判らない → 巻き上げたり変に動かしてしまう → 時合いを逃す。

大物を上げてくる強度

エサが弱らない柔軟さと、大物を上げるパワーという、相反する要素が同時に求められます。

 

→ イワシが一匹掛かっても判る感度と弱らせない柔軟性、10kgクラスのブリやカンパチが掛かっても大丈夫な強度が必要になります。

 

落とし込みサビキ釣りでオススメの竿

初挑戦される方。主なターゲットがブリや底物などの特に引きが強い魚の場合

7:3調子の竿。または、6:4調子の竿がおすすめです。また、仕掛けが2m50cm~3m50cm(地域による)と少し長いので、2m50cm~3mまで位の少し長めの方が扱いやすいと思います。

落とし込み釣りの経験がある場合

6:4調子。または、ムーチングと呼ばれる5:5の竿が面白いです。

長さは、2m~2m50cmまでのショートロッドが多く使われていると思います。

※重要 この釣りのポイントは、イワシをサビキ仕掛けに掛ける(釣る)事です。そのイワシを弱らせる事なく落とし込んでいく必要があります。竿先が硬いとイワシの弱りも早く、口切れしたりします。なので、竿の選択で大きく釣果が変わります。


↓落とし込み釣りの動画↓をご覧頂いた方は、曲がりの特性をお解り頂けると思いますが、コウジさんが使っている竿が6:4調子仁さんが使っていた竿が7:3調子になります。(仁さんのは特殊でムーチングに近いですがw)

コウジさんのロッド

Daiwa アナリスター64  50 - 300

Daiwaアナリスター64 50 300

高い柔軟性と操作性で幅広い釣りに対応する6:4調子万能船竿

対象魚・釣法の徹底した分析(ANALYSIS)をもとに、最も使いやすく対応力の高いロッドを提案するシリーズ「アナリスター(ANALYSTAR)」。 「アナリスター 64」は、しなやかなさで違和感なく食わせて乗せる柔軟調子。魚が掛かってからは粘り強く曲がりこみバラシを防止ししながら主導権を与えず魚をコントロールできるゲーム感覚にあふれた6:4調子 。ダイワ独自のネジレ防止の最適構造「X45」により、柔軟調子にもかかわらず操作性が良く、大物とのやり取りも安心なパワーを備えている。多くの対象魚や釣り方を幅広くカバーし、ゲーム性の高い釣りを可能にする新感覚汎用ロッド。

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仁さんのロッド

リーディング スリルゲーム 73 MH-195

リーディング スリルゲーム 73 MH-195

メガトップ&ソリッドパワースリムが生み出す強烈な粘りと強度が持ち味の汎用ロッド

高強度メガトップのソリッドを芯材にクロスを巻き付けたソリッドパワースリム設計の1ピースブランクスはその細身のボディーに強烈なまでの粘りと強度をまとっています。この特徴的な細身ボディーこそ実は強度と粘りの証なのです。リールの進化に対応し、ドラグマックス13kgのリールをフルロックしてのやり取りに耐えられる強度と、その負荷でもロッドの柔軟さと粘り、コントロール力を発揮できる設計がなされています。細身のロッドが極限までしなるスリリングなやり取りを余裕のポテンシャルで楽しむための、その名もスリルゲームロッドです。

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また、別の動画ですが、ヨッシー先輩の竿はこちらになります。

ヨッシー先輩のロッド

ダイワ アナリスター73 80-265

ダイワ アナリスター73-80-265

多くの対象魚や釣り方を幅広くカバーできる7:3先調子の万能船竿

対象魚・釣法の徹底した分析(ANALYSIS)をもとに、最も使いやすく対応力の高いロッドを提案するシリーズ「アナリスター(ANALYSTAR)」。 「アナリスター 73」は、感度と操作性に優れた汎用性の高い7:3先調子ロッド。穂先には高感度グラスソリッドを採用し、アタリを取りやすくしなやかに違和感なく食わせる調子を追求。軽量なブランクスとネジレ防止の最適構造「X45」により操作性に優れ、思い通りの誘いとアワセが可能でゲーム感覚でアクティブに釣りを楽しめる。軽快であると同時に、魚が掛かるとスムーズに元竿まで曲がって粘り、大物とのやり取りも安心なパワーも備えている。多くの対象魚や釣り方に幅広く対応し、ゲーム性の高い釣りを可能にする新感覚汎用ロッド。最上級クラスの専用竿をたくさん揃える余裕はないが、確かな性能を備えた1本のロッドでいろいろな釣りを楽しみたいという方におすすめ。

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最後にご紹介したヨッシー先輩からの使用感アドバイスです。
(竿 → ダイワ アナリスター73 80-265)
ヨッシー先輩の使用感
 

まとめ

一本目に選ぶ竿はとても迷うと思います。

地域によっても強度が異なりますが、落とし込み釣りに求められる要素は同じです。

まずは、ご自身の地域の「落とし込み船」に乗って「レンタルしてみる」・「船長におすすめを聞く」のもアリかと思います。

 

~番外編~

専用ロッドという選択肢

お金に糸目をつけない! 専用ロッドがいい!というツワモノの方にはこちら😁

shimano アルシエラ 落し込み[ARCIERA OTOSHIKOMI]

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一番柔らかい M225 がオススメです。著者は同モデルの旧タイプ(Light 225)を愛用しております(^^)

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【勇栄丸】落とし込みサビキ釣りの実釣動画より

動画内で著者が使用している竿(青色)が、アルシエラ落とし込み Light 225 になります。


Daiwa NEW ゴウイン 落とし込み

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大阪湾では、S-215 or M-240 がベストですね~ 著者が買うならS-215一択です(^^)/

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2022年の落とし込み~開幕(^^)/

2022年も下記の2種類のタックルで挑戦します!

落とし込みタックル通常版

ライト落とし込みタックル

自作落とし込みサビキ仕掛けの作り方


☆続きはこちら
落とし込みサビキ釣りで使用するオススメのリールを詳しくご紹介します!

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